ichigo-gyunewの日記

やればできるフリーター24歳。日々感じたこと、ジャンル問わず共有

4月11日(12日)夢や目標の盲目さ

 

名:盲目 sightless  描:流動するいちご牛乳


このフリーター生活をしていると、常に自問自答を繰り返す。これは、かなりきついことである。時に焦りや不安がでてきたり、夢や希望を抱くこともある。これから、どんな形にもなれそうだからこそ、自由な思考や感情が襲ってきて嵐の中のようだ。

 

私はかつて、当時の自分にとっては誇らしく確固たる夢があった。教師になるということだった。私はその憧れを強く抱くようになって、それまでの人生の中にないほど、勉強やそれに向けた活動に一人夢中になっていた。その感覚を今も覚えている。その状態は3年間続き、大学3年生の時ある教授の一言で、ある意味、夢から覚めてしまった。私は、教師の夢をいとも簡単に諦めたのだった。

今になっては覚めていなかったら自分がどうなっていたのだろうと、羨望する反面、そこで立ち止まらなかったら視野が狭かったのではないかなと思う。

 

今、夢や憧れが明確にない私にとっては、夢や憧れというものは盲目にさせるものでもあるなとも思う。恋に盲目になる感覚と似ている。というのも、教師の夢を失ってから、迷子のようにいろいろな仕事に興味を持ち始めたからだ。それまでは、なにも検討することもなかった。

 

夢や憧れがあることはかっこいいし、それを追いかけているときは、とてもよく強いエネルギーが発生しているように見える。実際に私もそのような感覚だった。もちろん楽しいことだけではないし、苦しかったけれども、夢中になれる感覚はほかに代えられるものはないと思う。

 

私は、将来的には1つの分野でそのような夢中になれるような状態で仕事ができたらいいのになの考えている。その感覚を知ってしまったがゆえに、その状態になりたい戻りたいと思ってしまう。そのために、なかなか、理想だけで正社員求人に手が出ないし、また中途半端に終わってしまったような感覚にはなりたくない。だから、アルバイトなどを通して体感して夢中になれそうなものを探していきたいが、世の中には数えきれないほどの職種があって私がせいぜい例えば2年アルバイトしたとしても、世の職種全部を秤にかけることは毛頭できやしない。

 

そして、私の周りを見ればやはり堅実な方は多く、夢・目標を持ってか持たずしてか、入学した大学や専門学校の中で習得したスキルや経歴を生かして会社を選びその職を続けている。みんな将来を考えていたり、いろいろな事情があってそれを選択しているのだろう。立派だなと思う。つい周りを自分と比較してしまい、この今の贅沢な自由を憎みそうになってしまうこともあるが、私は昔からそうにしかなれないような性格だったのだろうとつい言い訳もどきをしてしまう。←この文章はかなり私の思考の葛藤が表れていますね。

 

そうこうしていると思考の迷路に深入りして、本当に寝れなくなってしまいそうなので、そろそろ寝ることにします。(笑)強制終了。おやすみなさい。